毎日がクリスマス

カトリック司教 幸田和生のブログです。説教メモなど

ゲーリングの言葉

Hermann Göring
…. Naturally, the common people don't want war; neither in Russia nor in England nor in America, nor for that matter in Germany. That is understood. But, after all, it is the leaders of the country who determine the policy and it is always a simple matter to drag the people along, whether it is a democracy or a fascist dictatorship or a Parliament or a Communist dictatorship.
…. That is easy. All you have to do is tell them they are being attacked and denounce the pacifists for lack of patriotism and exposing the country to danger. It works the same way in any country.
 —In an interview with Gilbert in Göring's jail cell during the Nuremberg War Crimes Trials (18 April 1946)
  ( http://en.wikiquote.org/wiki/Hermann_Göring )

日本語でも多くのサイトで紹介されている言葉です。「ゲーリングの言葉」で検索するといろいろな日本語訳を見ることができます。
要するに、戦争を望まない国民を戦争に駆り立てるためには、「国民に対してわれわれはまさに攻撃されようとしているのだと語り、平和主義者に対しては愛国心に欠け、国を危険にさらしていると非難するだけでよい」というのです。

現在の日本の首相を含め、多くの国の権力者は同じ方法で国民を戦争に向かわせようとしているのではないかと思います。これはたいへん危険なことです。

政治権力者が上のようなことを言っている場合、それが真実かどうかを国民は冷静に見極めなければなりません。なぜなら外国から攻撃される危機をあおることによって、自国内の問題から国民の目をそらすことができ、政治権力者の地位は安泰になるからです。「現政権への支持=愛国心」という図式ができあがれば、誰も政治権力者に反対することができなくなります。これは権力者にとってたいへん好都合なことですから、国民をだましてでもこういうプロパガンダをするのです。
そんなはずはないというのなら、日本周辺の某国や某国の権力者がやっていることを見てください。日本の現政権がしようとしていることは、これらの国の政府とまったく変わらないではありませんか。

近隣の国同士がこうした不信感をつのらせ、それぞれの軍備を増強していくならば、東アジアの軍事的緊張は高まるばかりです。そして、沖縄にはさらなる負担が押し付けられることになります。
そういう動きでトクをするのは一体誰でしょうか?

でもまだ希望はあります。わたしたちの国ではまだ、国民にノーという自由が残されているのですから・・・。

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