毎日がクリスマス

カトリック司教 幸田和生のブログです。説教メモなど

3.11を前にして

20150308

震災後4回目の3.11を前に福島市の松木町教会でミサをささげた。
四旬節第3主日。この日のミサの福音はヨハネ2章13-25節
「この神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる」
神殿とは、神がそこにお住みになり、人が神に出会う場。
本当の神殿とは何か?
死んで三日目に復活するイエスご自身の体こそが神殿だ、とヨハネは言う。

わたしは、福島こそが神殿だと思った。
震災と原発事故から4年。
福島はいまだ先の見えない苦悩と不安の中にある。
しかし、その中で支え合って生きようとしている人々がいる。
この福島こそが、神殿だと感じた。
この現実の中にこそ、神がいてくださり、
ここでこそ人は神に出会うことができる、と。

(写真は松木町教会の聖母子像)


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