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毎日がクリスマス

カトリック司教 幸田和生のブログです。説教メモなど

四旬節第3主日 祈りのためのヒント



東日本大震災と原発事故後、一部で運休が続いていた常磐線が今日、全線開通したので、乗ってきました。
写真は富岡駅に入ってくる、品川発仙台行きの特急ひたち13号です。

というと、いかにも復興しているように聞こえるかもしれません。
でも夜ノ森、大野、双葉各駅の周辺は、駅に通じる道路を除染してかろうじて通れるようにしただけで、今もほとんどが帰還困難区域(原則立ち入り禁止、居住禁止)のままです。
TVニュースは良くなったところしか報道しないのです。

さて、明日も主日のミサが行われない教会が多いと思いますので、「祈りのためのヒント」を載せておきます。
「福音のヒント」も合わせてごらんください。

●2020年3月15日 四旬節第3主日 祈りのためのヒント

・ 主イエスは、サマリアの女性に対して「水を飲ませてください」と声をかけられました。自らも渇く者として、渇いている彼女と出会いました。この共感の神秘を深く悟らせてください。ヨハネ福音書によれば、主は十字架の上でも「わたしは渇く」と言われ、救いに渇くすべての人と一つになられました。すべての人の飢え渇きを共にされた主よ、どうか飢え渇くわたしたちに、いのちの水を豊かに与えてください。そして、わたしたちがこの世界で飢え渇いている兄弟姉妹の必要に心を向け、少しでも手を差し伸べることができますように。

・ 第二朗読で、使徒パウロは「希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです」と語っています。今、新型コロナウィルスの世界的流行により、先の見えない状況の中で、多くの人が不安を感じています。また多くの個人や企業が経済的に行き詰まる深刻な事態が起こってきています。主よ、どうかわたしたち人類があなたの愛に信頼し、希望を持って歩むことができますように。科学の叡智を結集し、人々が力を合わせて、この困難を乗り越え、1日も早く安全で安心できる生活を取り戻すことができますように。感染された方々には必要な助けが、亡くなられた方々には永遠の安息が与えられますように。

・ 復活祭の入信の秘跡に向けて準備をしている人々を祝福してください。サマリアの女性がイエスに出会い、イエスと語り合う中で、イエスのうちにある真(まこと)のいのちの泉を悟ったように、聖書と祈りをとおして、洗礼志願者がイエスとの出会いを深めることができますように。また新しい信者を迎えるわたしたちの共同体が、回心と祈りをとおして、主キリストの心にもっと深く結ばれた者として生きることができますように。

・ わたしたちの教会では、今週も主日のミサがありません。この状況は日本だけでなく、世界のさまざまな国に広がっています。今日の福音でイエスは、「この山でもエルサレムでもない所で、父を礼拝する」「霊と真理をもって父を礼拝する」という大きなビジョンを示してくださいました。教会に行って祈ることのできないわたしたちをあわれみ、今こそ、それぞれの場所で、まごころを込めて父である神に祈る者となることができますように。また、互いに祈り合うことをとおして、人と人とを隔てる壁を乗り越えいくことができますように、聖霊を豊かに注いでください。




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